ヴェネツィア(サン・マルコ広場)

大聖堂を出ると

目の前に、ドーンと

サン・マルコ広場が広がっています。

その中で、ひときわ存在感があるのは、鐘楼。

サンマルコ広場

高さは、約100mだそうで

近くで見ると、かなり大迫力。

青い空、白い雲・・・をバックに

ドドーンと、そびえ立っています。

この高さと迫力を、写真におさめたい、と思っても

高すぎて、全体を撮ることは、難しい・・・

ドゥカーレ宮殿の辺りから撮るか

サンマルコ広場

広場の端の方から撮ると

何とか、鐘楼全体をおさめることができます。

サンマルコ広場

サン・マルコ広場は

回廊のある建物で、囲まれています。

サンマルコ広場

回廊は、3層になっており

1階部分は、お店などが入っています。

お店は、ちょっと奥まっていて

2階の床部分が、1階の屋根になっていて

そこが、通路として使われています。

サンマルコ広場

お店は、カフェも多く

店内とは別に

通路にも、テーブルとイスが置かれ

オープンテラスのようになっています。

1階の外観には、いくつもの柱があり

柱と柱の間には

上部に、テントが収納され

カフェによっては、テントを広げていました。

その下に、ピアノを置いて演奏したり

ピアノと共に、弦楽器隊が演奏している所も。

サンマルコ広場

日差しも強く、結構な暑さである上に

観光客で、ごった返してはいましたが

ピアノの音色や、弦楽器の音色が流れると

「優雅な昼下がりだなぁ・・・」と

静かな、のんびりした気分に。

ここには、「最も古いカフェ」として知られる

「カフェ・フローリアン」があります。

(1720年創業)

サンマルコ広場

「カフェ・ラテの発祥店」でもあるそう。

お店の前まで行ってみましたが

内装は、伝統的でありつつも

きらびやかで、豪華!

店内も、テラス席も、お客さんで一杯でした。

一通り、広場を見学したところで

ドゥカーレ宮殿の脇を通って、移動です。

この宮殿は

ヴェネツィア共和国の総督邸、行政府、立法府、司法府であり

刑務所としても、使われていた、とのこと。

外壁は、白とピンクの大理石が使われているため

建物全体は

ほんのりピンクがかっています。

ドゥカーレ宮殿

1階、2階部分は、柱廊となっており

柱がズラーっと並んでいる様は、圧巻です。

こちらも、大きすぎて

建物全体を、写真におさめることなど

とてもできません・・・

ドゥカーレ宮殿と牢獄の間には

小さな運河が通っていますが

そこに架けられた橋が「溜息の橋」。

有罪になった囚人が、牢獄に送られる際

「その橋を渡ったら

二度と生きては戻れない」

「窓から見る、ヴェネツィアの最後の景色である」

ということを意味していたため

橋を渡る時に、囚人が溜息をついたことから

名付けられたそう。

移動中、別の橋を渡った際

「溜息の橋」の外観を見ることができました。

溜息の橋

橋の上部は、アーチ状になっていて

屋根も、外壁も

きれいな装飾が施されています。

外壁には、明り取りの窓が2つありますが

こちらも、シンプルな格子窓ではなく

文様がデザインされたかのような

おしゃれな(?)格子窓になっていて

とても、牢獄に渡る橋とは思えません。

橋を渡り、色々な小道を、縫うように歩き

(小道が複雑すぎて、1人ではたどり着けない)

ヴェネチアン・グラスのお店に到着です。

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