シークは続くよ、どこまでも

朝早く出発したので、観光客は少なく

静かに、のんびりとした気分で

歩いて行きます。

個人旅行(2人組とか)の人達か

遺跡で働いている人達がいるくらいです。

道も、行きは、平坦(または下り)なので

さくさく歩けます。

道が狭くなってきたぞぉ。そろそろか?

馬車は怖い

ペトラ

シークは、歩いていくのが、もちろんオススメですが

急いでいる人や、歩くのが大変な人は

馬車に乗ったりします。

ペトラ

しかし、かなりのスピードで走っていきます!

後ろから、ゴーっと音がしてきたな~と思っていると

最後尾を歩いている添乗員さんの

「端によけてくださ~い」という大声が。

「へ?」と思って、振り返ると

猛スピードと言ってもいいほどの速度で

馬車がせまってきます。

ある程度、平坦な道・・・とはいえ

あのスピードでは、怖そう。

すごい揺れそう。

振り落とされそう。。。

記念に・・・などと、写真を撮ろうと思っても

あっという間に通り過ぎるので

ちゃんと撮ることはできません。

馬車が何度か通り過ぎて、慣れてきたので

振り返って、ようやく、正面の写真が撮れました。

ペトラ

猛スピードの馬車は、気をつけなければなりませんが

馬の「落とし物」にも、気をつけなければなりません。

上や、横ばかり見ていて、足元を見ずに

うっかり、踏んでしまわないように・・・

見たり撮ったり、忙しい

シークは、どんどん狭くなっていきます。

両脇の崖が、くっついているかのように

細いところも!

ペトラ

今まで歩いてきた道を

時々、振り返ってみたりします。

ペトラ

うわぁ~!

また、全然違う景色!

どうしよう・・・ これでは、キリがない・・・

いちいち振り返っていたら、前に進めない・・・

置いていかれる・・・(1本道なので、はぐれはしませんが)

「そういえば、ホテルに戻る時に

また、この道を通る、って言ってたから~

その時に、じっくり見ればいいんだ!」

安心して、前方や横の景色を

キョロキョロ見たり、写真を撮ったりできます。

(置いてもいかれない)

開けては、狭くなり・・・

あれ~? 結構、まだ進むなぁ。。

ペトラ

前方が明るくなってきて

ちょっと開けた場所に出てきました。

ペトラ

シークは、結構、くねくねとカーブがあります。

ペトラ

ペトラ

先が見えず

歩くにつれ、また別の景色が見え

また次のカーブがあり・・・

だんだん、自分の頭の上にも

断崖がせまってきました。

ペトラ

光が差し込んで、キレイです。

天気が良くて、よかった。

両脇には、ところどころ、大理石の跡も残っています。

ペトラ

(下方部分、真ん中よりちょっと右あたりの、白い部分です)

岩肌は、縦方向に、茶色とベージュの模様が美しく

横方向は、光が当たって、波打っているようです。

不思議な世界だなぁ。

ペトラ

ちょっと開けたところに出て・・・

ペトラ

再び、細い道になり・・・

ペトラ

・・・の繰り返しです。

その都度、別の風景が広がるので

私も含め、みなさん、写真を撮りまくりです。

ビデオを回している方もいらっしゃいました。

ビデオかぁ・・・ いいかもしれない。

録画していない時を見計らって、聞いてみると

「色々な国に行って、録画しているんだけど

意外と、帰ってから、観ないんだよね(笑)」

とのこと。

ま、確かに、写真ですら、あんまり見返さない・・・

海外に行った場合は

家族に見せるために(特に、親は老眼なので)

現像するのですが

その時に、どれを現像するか・・・で、見返すのと

写真を見ながら、あれこれ説明するのに

見返す程度です・・・

1.2kmは、長いのか?

そうこうしながら、歩いていると

右手に、不思議な岩が出てきました。

ペトラ

ガイドさんからのクイズです。

「何に見えるでしょうか?」

ペトラ

象でした。

(どこかの国の人が、記念撮影中)

くぼんでいる所が、目で

長い鼻は、ちょっと丸まっています。

しかし、それにしても、シークは長いぞ・・・

昨夜、ライトアップに行く人に、添乗員さんが

「スタスタ歩いて30分」と、言ってましたが

今朝は、「ゆっくり観光しながら、約1時間」と言ってましたが

どのくらい歩いたんだろう・・・

前に進むたびに

カーブを曲がるたびに

景色が変わるのが楽しいので

私は良いのですが(みなさんも、そのようなのですが:笑)

ペトラ

まだまだ、道は続くようです。

ペトラ

ペトラ

ペトラ

ペトラ

同じ場所で、同じ風景を、何枚も撮っているわけではありません(笑)

切り立った岩山が

ドーン!と、出てきたりもします。

(人間とのサイズ感をご覧ください)

ペトラ

ペトラ

思いを馳せる

ここでまた、久しぶりに

ガイドさんが立ち止まって、説明タイムです。

ペトラ

一番右端が、一番わかりやすいのですが

これは、「キャラバンの像」です。

腰から足にかけて・・・の部分が、残っています。

当時の、ドレープ状になっている衣服も

比較的、はっきり残っています。

隣の2つは、辛うじて、足元だけが残っています。

貿易で栄えた王国。

ラクダで荷物を運び、交易をするキャラバン隊。

はるか昔・・・紀元前後に栄えた都市に

多くの住民が住んでいて

色々な国のキャラバン隊が、たくさん訪れ

賑わっていたんだろうなぁ。

ロマンがあります。

てくてく、すたすた

さ、シークをどんどん進みますよぉ。

ペトラ

ペトラ

谷間の奥の方に、ちょこっと、山が見えてきました。

ペトラ

まだまだ、進みますよ~。

ペトラ

この辺りには、ダムも、結構残っています。

ペトラ

ペトラ

観光客が、少しずつ増えてきました。

ペトラ

道も、今までになく、細くなってきましたねぇ。

同じツアーの方で、前を歩いている人達が

ちょっと、ざわざわしています。

あれ? もしやあれは・・・。

ペトラ

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