バチカン市国(1人で行ってみた)

テルミニ駅から、地下鉄A線で

バチカン市国へ向かいます。

最寄り駅は、6つ目の「OTTAVIANO」駅。

ガイドブックによっては

「OTTAVIANO SAN PIETRO」駅となっていたりします。

バチカン市国へGO!

駅を出てからは、バチカン市国まで真っ直ぐ伸びている、

大きな通り(Via Ottaviano)を歩きます。

ランチタイムも終わった午後、

バチカンに向かう(であろう)観光客もいっぱいなので

その人達について行きます。

徒歩10分位なのですが

例によって、ミネラルウォーターやら何やら

物売りの人達が声をかけて来るので

目線もくれず、スタスタ歩くと

結構早く、着きました。

到着♫

一応、前を歩いている人達の流れに乗っていたのですが

「なんか、近づいているっぽいな」と思っていると

おもむろに、サン・ピエトロ大聖堂が

右手に現れます!

パスポートチェックもセキュリティチェックもなく

係員さんがいるわけでもなく

ローマ市内の、他の広場と同じように

本当に、サクッと入れます。

バチカン市国

まずは、正面から

広場と大聖堂を、じっくり、のんびり観て~

写真を撮って~、ボーッとします。

バチカン市国

バチカン市国

バチカン市国

人はそこそこ多いのですが

広場が、とんでもなく広いので

静かに、ゆったり過ごせます。

ここは、大聖堂を見終わった後に

またゆっくり見るとして・・・

郵便局を探しに行きます。

郵便局がないぞ

国土面積世界最小の独立国家から、ハガキを出す。

(国際連合加盟国に限る場合は、モナコが国土最小国)

きっかけは、スイスに行った時の、友人の行動。

スイスでは、ユングフラウヨッホに行ったのですが

世界で一番標高の高い(?)郵便局から

自分と家族宛に、ハガキを出す!と、張り切っていました。

その時は、「へぇ~、なるほど~」と思っていたのですが

ユングフラウヨッホに、あまり思い入れが無かったので(笑)

私は、出さなかったのです。

今回の旅行では、自由行動がローマだったので

バチカンで、ハガキを出すことにしました。

(他の日は、ツアーの皆さんと一緒だったので

郵便を出すタイミングや時間も無かったため)

しかも、教皇様のお顔の切手を貼ってくれるそう。

そこで、郵便局を探しに

大聖堂から、左手に伸びている商店街(?)を

勝手に、歩き始めてみました。

ちょっと歩いてみて、パット見、

「POST OFFICE」的な表示が無いので

その辺のお店に入って、おじさんに聞いてみました。

すると、「大聖堂方面に戻って、左側にあるよ」

的なお返事。。

やはり、いきあたりばったりでは、見つからないんですねぇ。

吉川のおじさん

広場まで戻って、左手の道を見てみると

普通の路地、というか、

郵便局どころか、あきらかに何もない。。

そこで、広場を守っている(見回っている)兵士さんに聞いてみました。

「う~ん・・・」と、辺りを見回して

よくわからなさそう。。

へ?・・・わからないの??

毎日(では無いとしても)いるのに、知らないものなの?

・・・と、お互い困っていたら

兵士さんが、「ちょっと待ってね」と言って

物売りのおじさんに聞きにいってくれました。

身振り手振りで、あーだこーだ、やりとりしています。

おじさん情報を、後で兵士さんが教えてくれた時に

何か、抜けていたら困る、と思い

(伝言ゲームで、どんどん情報が抜けていく感じ)

2人に駆け寄って、私もおじさんの話を聞くことにしました。

兵士さんが気づいて、この人が知りたいんだって、的なことを

おじさんに説明すると

いきなり、「日本人?」と日本語で聞かれました。

観光地だと、アジア人には

日本語か中国語で話しかけてくる人は、多いので

「はい」と、日本語で答えてみると

「日本に住んでいたことがあるよ。どこに住んでるの?」

と、ペラペラです!

「東京」と答えると、「東京のどこ?」と

グイグイ聞いてきます(笑)

一応、区の名前を答えると

「ぼくは、埼玉の吉川に住んでいたんだよ」とのこと。

「吉川?!」と、思わず、声に出してしまいました(笑)

浦和や、大宮、川口、所沢、川越・・・などでは無く、

吉川って。。シブいなぁ。

おじさんが、なぜ吉川に住んでいたか

興味津々で、聞きたいところではありましたが

郵便局の場所を説明してくれることになりました。

「広場を出て、まっすぐ歩いていくと

郵便局はあるけど、そこは、「ローマ」の郵便局なんだよね。

今日は、休日だから

広場の中に、出張トラックが出ていることがあるから

ちょっと行ってみてね」とのことでした。

おぉ、なるほど~。

「ぼく、ここにいるから、何かあったら

また、聞きにきてね」とも言ってくれました。

いい人だなぁ、よかった、よかった(涙)

おじさんにお礼を言い

私達の、日本語でのやりとりを

よくわからず見守っていた、若い兵士さんにも

「グラッツェ」と、お礼を言うと

「よくわからないけど、良かったね」的な

笑顔を返してくれました(笑)

自力で国際郵便

いざ、広場を、大聖堂方面に向かって歩いてみると

白いトラック(?)があります。

近づくにつれ、「POST」的な表示が見えてきました。

これか!

本当に、郵便局の出張トラックがありました。

おじさん、ありがとう!

( ↓ 写真の左奥に、小さく写ってました)

バチカン市国

小さいトラックは、真ん中が通路(?)になっており

片側が、ハガキを書くカウンター、

反対側が、係の人がいるカウンターとなっています。

まずは、何種類かあるハガキの中から、1枚買い

宛名を書きます。

バチカン市国

カウンターには、書き方見本も置いてあったので

その通りに書けば、OK。

再度、窓口に行って、「ASIA」と言うと

郵便代金を教えてくれ、2.3ユーロ払うと

教皇様の切手を貼ってくれました。

出口付近にあるポストに

「ユーロ以外の国」的な表示があったので

そちらに投函して、完了です。

めでたし、めでたし。

ガイドブックには、1週間程度で届く、とありましたが

バケーション期間で混んでいたのか

実際は、10日位で、無事に届きました。

バチカン市国

(・・・つづく)

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